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ローズマリー(和名マンネンロウ)は、学名をRosmarinus officinalisといいます。これは「海のしずく」を意味するラテン語のrosとmarinusが語源で、地中海沿岸で咲く小さな水色の花が波しずくのように見えることからそう呼ばれるようになりました。そしてofficinalisが「薬効」を意味し、その名のとおり、古代から料理や薬用に広く使われてきました。
古代ギリシャではローズマリーが頭脳を明晰にし、老化を防ぐとして重宝がられ、学生たちは試験勉強をするとき、小枝を編んで頭にかぶったといわれています。今でも机のそばにローズマリーの束をおくと、その香りが頭をすっきりさせ集中力を高めるのによいといわれています。
「ハンガリー王妃の水」をご存知ですか。14世紀のハンガリーで全身リウマチと痛風に苦しんだエリザベート王妃が、ローズマリーを処方した芳香水のおかげで若々しい美貌を取り戻し、70歳後半にポーランドの国王(20代だったとか!)から求愛されたという実話が、処方と共に残っているそうです。この芳香水はローズマリーを主としたハーブのチンキ(ハーブをアルコールで漬け込んだもの)だったようです。ローズマリーは利尿作用があるので、これがリウマチや痛風に効果を発揮したと思われます。
ローズマリーは天然の強壮剤といわれ、元気の欲しいときや病後の回復期などに、また、体内の抗酸化作用があり、全身を刺激し、脳神経の働きを活性化します。
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