NEWS LETTERハーブ通信
 vol.5 
プラス1のひとり言 【下ごしらえ】・・・

2004年8月 ニュースレターハーブ通信

ある書店の入り口に何十冊も並べ立てられている気になる表紙とタイトル。いつもは話題になっているさなかには手を伸ばさないのが、新聞で、電車の宙吊りで、雑誌のコメントなどなど・・・ところどころでその評判が目にとまる。最初の気になり度が益々膨らんでいき、このたびは気持ちに素直に従ってみた。

さらりと読んでいけば二時間もかからないであろう。内容は【幸運】は自ら下ごしらえをしていくことで訪れるものだというストーリー。また【運】と【幸運】は違うもので、【運】は前触れもなく訪れ留まることなく通り過ぎていくもので、【幸運】は前述のごとく、その準備をしていくことで自ら招くことができるのだ、と。

今、手にしたというところで、どう自分に置き換えてみるか・・・確かに、棚ボタ的偶然の運を待ちわびているより、日々【下ごしらえ】をひとつひとつしていき、手応えを感じながらビジョンを確実にしながら向かっていくほうが性に合っているし、何かにぶちあたれそうな・・・ふむ、キーワードは【下ごしらえ】・・・。ふむふむ。

若草舎 プラス1
ダマスクローズ画像ダマスクローズ画像ダマスクローズ画像ダマスクローズ画像ダマスクローズ画像ダマスクローズ画像

若草舎の畑 その5 [ 2004年8月 ]

ぐんぐん伸びているステビア

7月末

待望の雨が降り、その後も台風の影響もあって充分に雨が降ってくれたのでやっとハーブに勢いが増してきました。でも台風がもたらした豪雨で被害がでた地域もあるので、複雑な気持ちです。なかなか程よくとはいかないものですね。


 さて、雨のお陰(!)で雑草がハーブを追い越し、2週間ほど手をいれなかった畑はハーブがすっかり雑草に隠れてしまっていました。恐るべし雑草!でも、ブルドーザーのような私たちにかかっては雑草だって降参するしかないのです。

 畑をやり始めた最初の夏はがむしゃらに朝早くからお昼まで、昼食も早々にすませ、また薄暗くなるまで、ろくに休みもせずに草と格闘して熱中症寸前までいったことが何度かあって、さすがにのーてんきな私たちも遅ればせながら学習し、今ではそんな無茶なことはせず、炎天下では水分補給と休憩を充分とって、草取りに励みます。

 先月刈り取ったラベンダーがまだ花をつけているのを収穫。これで今年は終わり。フレッシュのラベンダーでたくさんバンドルを作りました。『夢乃市』の店でのバンドル作りの講習会では、参加された皆さんが器用にきれいなバンドルを作っていました。

 ローズゼラニウムが直径70cmくらいの株になり、下葉を少し刈って風通しを良くします。これから10月の収穫まで倍以上の株に成長します。レモングラスは第1回目の収穫です。レモンバーム、ミントも。どれも秋までに大きくなって、また収穫できます。セージもかなり刈り取りましたが、秋にはもっと収穫できるでしょう。ローズマリーもぐんぐん伸びて、頼もしい。大株から刈り取っていきます。ローズマリー、セージ、タイムなどはいつでも収穫できるので育てがいがあります。クリスマス・リースを作るのにも欠かせないので大事に育てます。ステビアも抱えきれない株になっています。刈り取ると脇枝がまた伸びるのでどんどん刈ります。

 収穫したハーブは束にして干します。乾燥にはもってこいの天気が続き、短期間に乾燥できるので、今年は品質が良いハーブが出来ています。

花をつけはじめた若いセージ画像
花をつけはじめた若いセージ セージの花
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HERB COLUMN 〔ハーブコラム〕 

 セージのお話 

セージ(和名薬用サルビア)は地中海沿岸が原産地の耐性の強いハーブで、銀緑色の葉と、青紫の穂状の花が咲き、花と葉に独特の香りがあります。

 古代のギリシャ・ローマ人は最初セージを肉の保存に使用していました。また彼らはセージが記憶を高めると信じていました。セージは病気や死から人びとを救うことができると考えられ、事実、属名の salvia はラテン語のsalvation 「救い」と同じ語源に由来しています。10世紀頃アラブの医者はセージが不死をもたらすと信じており、後に十字軍によりこの考えがヨーロッパにもたらされ、「庭にセージがある家では死人がでるはずがない」ということわざになったそうです。

 英国の植物学者は家の主の事業が繁栄するとその庭のセージもよく茂り、失敗するとセージもだめになると信じていたそうです。また、女房が支配している家ではセージが勢いよく育つといわれ、それ故に夫が卑屈になっている証拠をなくすために庭をせっせと刈り込むのだということです。ホントでしょうか・・・?

 セージの効用については次回に。

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