NEWS LETTERハーブ通信
 vol.4 
ハーブ畑見学の一日

2004年7月 ニュースレターハーブ通信

 7月の初め、河口湖のハーブ畑に20人近い方が見学に来てくれました。皆さん観光ハーブ園はご存知ですが、業務用のハーブ栽培畑を見たことがないのでぜひ見たいとのことで、マイクロバス(サロンカーというのでしょうかシャンデリア付の豪華バス)で来ました。6月から雨が少なく暑い日が続いたので、当日皆さんに刈ってもらう予定だった紫青色のきれいなイングリッシュ・ラベンダーは例年より10日ほども早く花穂が開いてしまい、1週間前に刈り取ってドライにしておいたものをわたして、畑ではちょうど盛りの別品種の『湖のしずく』シリーズ用のラベンダーをみていただきました。

 一つひとつのハーブを説明しながら触ったり、香りをみてもらいました。株と株の間を大きく取っているのでびっくり、それでも成長すると隣と重なるほど大きくなるのですよと説明すると驚いていました。ハーブの香りがこんなに強いとは思わなかったのでどうしてという方が多くて、土の改良・肥料で違うことをお話ししました。

ラベンダーやローズマリーはご存知の方が多かったけれど、タイム、セージ、レモンバーム、カモミールなど他の様々なハーブは初めて見たという方も大勢いらして興味をもってくれました。フィトテラピー(植物療法)の権威の方が、どのハーブも個性豊かにのびのびと育っているといってくださったのが心に残りました。

 畑だけでなく、ちょうど開催されていた河口湖ハーブフェスティバル公園をはじめ、あちこち見物したり、おいしいフランス料理のランチをしたりの盛りだくさんのスケジュールの一日でしたが、近くの我が家に寄って、ハーブティーとスコーン、そして取っておきのダマスクローズ・ワインで午後のひと時を過ごしていただきました。河口湖では例にない蒸し暑い日でしたが、湖から上がってくる爽やかな風が心地よく、家でのんびりしできたし、子供の頃の自然の匂いがしたのが一番良かったといった方が何人かいて、そうそう、私たちの子供の頃は東京でも自然がいっぱいあって草や風のかおりがしていたことを思い出しました。

 ハーブって?と思っていた方たちに、ハーブにもっと興味をもっていただけた楽しい一日でした。

若草舎 姉妹2
ラベンダー畑を見学する皆さん
ラベンダー畑を見学する皆さん
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若草舎の畑 その4 [ 2004年7月 ]

花盛りのラベンダー
7月下旬、花盛りのラベンダー

7月初め

バスツアーでいらした方たちに畑をみていただきました。

コモンラベンダーが10日くらいも早く咲いてしまい6月中に刈り取ってしまったので、少し花を残しておいた株をみていただきました。


花は盛りを過ぎて花穂が開ききってしまい、一番きれいな時期に見ていただけなかったのがちょっと残念。自然が相手なのでしかたがありません。

そのかわり、まだつぼみのラバンディン系のラベンダーが株同士がぶつかりあい長い花茎を四方八方に伸ばしているのをみていただきました。ちょっと触れると強力な香りが漂い、皆さん驚いていました。

ローマンカモミールは花がまだ二分咲き位ですが風にのって爽やかなりんごのような香りがしてきます。

セージもタイムも花をつけてもう刈り頃です。ヒソップは紫の花が満開です。ローズゼラニウムは植えてからひと月ちょっとですが、雨が全然降らないのであまり大きくなっていません。ローズマリーは新芽が伸びてきてたのもしい。他のハーブもお客様を迎えて精一杯大きくなっているようでした!

7月も河口湖では全く雨が降らず、鳴り物いりで雨乞いでもしたほうがいいかしらと真剣に心配していましたが、ハーブは自然に強く丈夫な植物だし、露もあれば土中の水分もちゃんと吸収しているいるので心配しなくていいよといわれて、一安心でした。月末に近くなって待望の雨が降って、ハーブも雑草も生き生きとして大きくなってきました。雑草のほうが生長が早いみたい!草取りに励んだ月です。

ラベンダーの刈り取り、ローマンカモミールの花摘みが終わり、畑は緑一色になりました。

ローマンカモミール画像 ジャーマンカモミール画像
ローマンカモミール ジャーマンカモミール
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HERB COLUMN 〔ハーブコラム〕 

 カモミールのお話 

カモミールはカモマイル、カミルレ、カミツレ(和名)とも呼ばれヨーロッパ原産で、ジャーマンカモミール(一年草)とローマンカモミール(多年草)が薬用として用いられています。ジャーマンカモミールは丈が60cm以上に比較的まっすぐにのびますが、ローマンカモミールは根本を中心に丸く地面を這うように広がって大きくなります。どちらも同じような性質と薬効があります。

ギリシャ語の「大地のりんご」という意味のカモミールは世界で最も愛されるハーブのひとつで、ほとんどすべてを治すことができると信じられてきました。実際、さまざまな薬効があり、古代から薬用として使われた古いハーブのひとつです。

ヨーロッパではハーブティーといえば、カモミールの花のお茶を思い浮かべる人が多いほど、家庭の常備薬をかねて愛されてきたそうです。ピーターラビットの童話に風邪をひいた時のハーブティーとして用いられたお話がありますね。カモミールには鎮静、鎮痛、消炎、自律神経の調和、保湿などの働きがあるので納得です。

甘いりんごに似た爽やかな香りがあり、風にゆれてあたりにただよう芳香と透明感のある鮮やかな緑の茎と葉は心をなごませ、しあわせな気持ちにさせてくれます。

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